ツクツクボウシの鳴き声の思い出

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ツクツクボウシというセミは夏の初めに鳴いて夏の始まりを感じされてくれるアブラゼミのようなセミではありません。
このセミは夏の終わりから秋の初めまでに成虫となり鳴くセミなので、ツクツクボウシが鳴き出す頃になると多くの夏祭りも終わり、家のお昼でよく食卓に上るそうめんも食べ飽きてきた小学生にとってなんだか残り少ない夏休みに宿題をやらなければならない気持ちと、まだ夏休みは終わったわけではないという気持ちが入り混じった時期によく鳴き声を聞くセミです。
私が小学生の頃はツクツクボウシの鳴き声を聞こえる頃になると、勉強のできた友達に電話をかけて宿題をうつさせてもらいました。大抵そのようなまじめな子供のところには私以外の友人もよく来て皆で宿題をうつしあいました。
私の育ったところは、周りにも木々があり夜になるとカブトムシやクワガタムシが家の電灯の光に吸い寄せられるように飛んでくることもあるような田舎でしたので、毎日のように山に行きカブトムシを捕まえたりクワガタムシを捕まえたりできるような環境でした。

今私が住んでいるのはマンションばかり立っているところなので、夜になってもカブトムシやクワガタムシが家に飛んでくることはまったくありません。しかし、こんな都会でもセミはたくさんいるようでセミの鳴き声はよく聞こえてきます。ツクツクボウシというセミの泣き声を聞くと私は子供時代を過ごした田舎を思い出します。

そんな昔と同じなのはセミの鳴き声と、この時期に食べるそうめんくらいでしょう。